一言にバントといっても、いろんな種類があります。

 

ノーマルの送りバント・セーフティバント・ドラッグバント・プッシュバント・スクイズ

こんなもんですかね。

 

実は自分が所属していたチームの監督がかなりバント好きの方が多くて、自身、バントはかなり徹底的に練習しました (^-^ )  中学生の時なんかは5打席全部バントで、内 内野安打2本とか (#^.^#)  

 

ノーマルの送りバントのセオリー

 

ランナー一塁の時、

この場面では当然一塁側に転がすのがセオリーとなります。何故かといいますと、この時三塁手はバントとわかれば、かなり前進守備をとれますね!さらに、一塁手は一塁ランナーがいるためにベースについてなければいけませんから、前進守備はとれません。故に、ランナー一塁の場面では一塁に転がすのがセオリーとなってます。

 

ランナー二塁の時、

この場面では先ほどとは逆の三塁側に転がすのがセオリーとなります。何故でしょうか?ほぼ検討はつくと思いますが、この場面では三塁手は二塁ランナーの盗塁時のベースカバーのためあまり前進守備をとるこができません。逆に一塁手は前進守備が可能ですから、三塁前に転がすのがセオリーとなります。欲を言えば、ピッチャーがとるか、三塁手がとるか、迷うようなところに転がすと自分も生きる可能性が出てきます!!

 

あくまで、これはセオリーであって、どうしてもそこに転がさなければいけないってものではないですよ☆

外角のボールを無理してまで三塁側に転がして失敗していては本末転倒ですから!!

 

球界の、世界のバント名手 川相選手(現中日ドラゴンズ) もランナー一塁の時に三塁側に転がしたりします。相手の守備力、守備位置によっては、ランナー一塁の場面でも三塁に転がした方がいい時もあります。

三塁手の守備が低い場合は、三塁側に転がすべきです。より確実にランナーを送れるように、どこに転がすかを決定すべきですね。

 

著者: 赤坂 英一
タイトル: バントの神様―川相昌弘と巨人軍の物語

川相選手のバントにはほれぼれします。バントが下手だなーって思うかたは、ドラゴンズ戦は要チェックですよ!!出場はだいたい試合後半ですので、なかなか見れないかもしれないですが、ほんとうに参考になります。

 

 

セーフティバント・ドラッグバントはほぼ一緒です。右バッターが三塁前に転がすのをドラッグバントと呼びますが、セーフティバントと一緒で、自分が生きるためのバントです。

 

スクイズはランナー三塁の場面で、三塁ランナーがホームに向かって走り、打者は必ずバットに当てなければいけません。確実に点が欲しい時にかなり有効になります。バットに当たりさえすれば、ランナーが死ぬこともありませんし、普通に転がれば、まず一点が奪えます☆☆☆

 

とりあえず、簡単ですがバントのセオリーでした。熟練者の方には物足りない内容だと思いますので、次回セーフティバントを成功させるための技みたいなものを紹介したいと思ってます。

 

 



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